バイオショックコレクションはシリーズ3作を1本にまとめた超絶お得なパッケージ(昔1だけをフルプライスで買ったことを考えるとマジで安い)。
元々1本7000円程度のソフトが3本入ってなんとAmazon新品5000円程度。約76%OFFと元値で買った僕の気が狂うくらいな価格設定。
(実際の価格は下記リンクで確認してね)
まぁ、フルプライスで買ったとしても後悔はないほどに神ゲーでした。
この記事では、3本セットのバイオショックコレクションの中でもFPSにドはまりしたきっかけになったバイオショック1をレビューします。
いつも通りですが、別に客観的な話はほとんどなく、主観でゴリゴリオススメしていくので、恐縮だがそこは理解してくれ。
一応ゲームがZ指定(18歳未満購入不可)で、ゲーム中多少ショッキングな画像を使っている記事なので、18歳未満の人はここでさいなら!
ゲーム概要。何をするゲームか
謎を解きながら、魔法と銃を組み合わせて敵を倒していく1人用ホラーFPS+わずかばかりのRPG要素。
割合で言うとFPS8:RPG2くらい。
キャラカスタマイズ要素が少しある1本道のFPSだと思ってください。
- FPSとしては様々な銃と魔法(このゲームではプラスミドと言われる、雷を飛ばしたり物体を吹っ飛ばす超能力)を使い、敵を倒していく。
- RPGとしては物語を追いつつ、ゲーム内のある選択に少し悩んだり、キャラ育成要素が若干あったり。
- ホラー要素は、芸術や化学をいびつな方向に進化させた狂気的な世界観から醸し出されるおどろおどろしい雰囲気。
こんな要素の中を、飛行機墜落事故を一人だけ生き延びた主人公がラプチャーという海底都市を舞台に生き延びるゲーム。
オススメしたい人と、面白いと感じた点
面白いFPS・RPGをやってみたい
要するに全人類だ。
ざっくり分解すると
- キャラカスタマイズ(育成)要素(RPG)
- 銃と魔法を組み合わせた戦い(FPS)
があり、その二つを組み合わせた、自分で組み立てる戦略的な戦闘が面白いところです。
キャラカスタマイズについて
魔法(プラスミド)とキャラ強化(トニック)の2種類があります。
魔法は
- 電気で痺れさせる
- 炎で燃やす
- 洗脳で敵の同士討ち
等、戦闘の根本を大きく変える力を持ちます。
キャラ強化で言うと
- 防御力を上げる
- ハッキング(機械の敵を味方にする)を簡単にする
- 体力回復アイテムでMPも回復する
などなど、ゲームプレイを支えてくれます。
んで、上記二つを組みわせて実際に戦い(FPS部分)をしていくわけです。
銃と魔法を組み合わせた例
- 炎をばらまきながら弾丸の取得量を増やして打ちまくりスタイル
- ハッキングで機械を味方に付けつつ敵を同士討ちさせる自分の手を汚さないスタイル
- 防御力と回復アイテムの回復量を上げて、魔法を色々使いつつ常に安全に進むスタイル
- 敵を電気で痺れさせてから近づいて、兎に角レンチで殴打するゴリラスタイル
などなど、様々な方向性でのゲームプレイを楽しめます。
実力だけでなく戦略である程度は戦況をコントロールできるので、純粋なシューティング(FPS)が苦手な人にもオススメです。
物足りない資材をやりくりするのが好き
自分のキャラの育成や方向性が固まり、冒険が安定するまではアイテムなど戦闘リソースがかなりカツカツで進んでいくことになります。
故に細かくフィールドを探し回り、銃弾や回復アイテムを収集することになりますし、FPS(ファーストパーソン”シューティング”)なのに、初期武器のレンチでぶん殴って銃弾を節約したりします。
そんなギリギリの戦い、物足りない資材のやりくりが好きという方にはおすすめ。難易度選択もあるので、難しければ難易度下げればOK.
ゼルダで全部の壺を割ったり、ドラクエでタンスを一個一個開けて行くのが好きな人、あとはSkyrimで敵の死体を漁るのが好きな人には向いてると思います。
主人公がしゃべらないRPGが好き
主人公がほぼ喋らず、ステージに散りばめられている情報などから推測しつつ進んでいくゲームです。
故に主人公と自分の間に壁を感じづらく、ゲーム世界にのめり込むことができます。
ストーリーもなかなかおもろいのですが、ネタバレすると面白みを損ないますし、グタグタ語るよりは自分でプレイして体験したほうが面白いと思うので今回は語りません。
なので恐縮だが、プレイしてみてくれないか?
個人的な欠点、こうなればもっとよかった
敵の強さがもう少し視覚的に分かりやすければよかった
問題です。
この1~4番を強い順に並べなさい。
……
正解は、2、4、3、1の順番でしたー!
って、わかるか!!!!!
んで、敵の強さが解りづらい事の何が問題かと言うと……
こちらはあらかじめ戦略を組み立てておきたいわけです。
- こいつは強いからあらかじめ強力な武器をセットしておこう
- MPを回復しておこう
- ちょっと戻って敵の機械を仲間にしておこう
とか。
ただ、敵の強さが見ためじゃほぼ判断つかないので、どうしても戦ってみてから戦闘を組み立てていかなければなりません。
戦況がわからず、戦術は一瞬で決めなければならないということです。
結果的に戦略が腐る場面もあります。
びっくり要素をもう少し減らして欲しかった
これはかなり個人的な意見で、ホラーゲーをやってるんだからそういうこというなよって意見もあるとは思いますが……。
なんか無駄に脅かされる場面があるんですよね。
ある程度先をしっかり見つつ、音も聞きつつプレイしていれば「あ~、このあたりで敵が出てきそうだなぁ~」と予想もつくんですが……
- 全く音を発せず棒立ちで待ってる(んで近づいたら叫び声を上げながら殴りかかってくる)
- いきなりオブジェクトを吹っ飛ばしてくる
とかの予想できないびっくりする動きをする敵が時たま出て来るので、それに心臓がキュッとなります。
まぁでもそんな僕でもゲームの面白さで怖さを乗り越えられました。
その他色々
- 強化アイテムを結構見逃す
- ハッキングミニゲームが慣れると退屈
- マップを開くのに若干時間がかかる
あたりです。大きくゲームの評価を下げるわけではないけど、改善してくれたらもっといいな、という不満達。
ホラーが苦手な人への注意事項
ホラーゲーが苦手なので、かなりビビりながらプレイしていました。
普通の人がホラー耐性50で、何を見ても怖くないって人が100だとしたら、僕はたぶん耐性5くらいです。
びっくり要素が心の底から苦手です。
その上で注意事項を書いておくと
基本的には敵はなんかブツブツ喋っていたり、叫んだりして、それ自体に少し恐怖感を感じますが、予想がつきます。
ただ、予想がつかないのもいるんですよ。なぜか黙ってる敵とか。
なので、曲がり角とかを意識しないと、通路から出た瞬間ブツブツ喋らないタイプの敵が突然襲い掛かってきたりします。
そもそもZ指定
18歳未満は対象じゃないので、ある程度グロ耐性があることが前提なんでしょう。僕はホラーは苦手なものの、グロは全然平気です。
さらにSwitch移植の際にZ指定になったのか、元々D指定(17歳以上推奨)のゲームだった+その時から特に表現が過激になったわけではないと思われるので、グロ方向への耐性はそこまで無くとも、多分大丈夫です。
ここで上げたグロやホラーがもう何がなんでも絶対無理! って方々以外には間違いなくオススメという意味ではありますが、ここの注意事項に当てはまってる方はプレイ動画を見るなりで買う前に少し気を付けたほうが良いかもしれません。
あ、あともう一点
FPSが苦手な人へ
FPSが苦手な人って、「対人対戦型F(T)PS」が苦手って人が結構な割合で居ると思うんですよね。COD、PUBG、BattleField等等。
んでそれらはオンライン対戦がメインで、いきなりラスボス級に強い人と遭遇してボコられて萎えるってパターンがあります。
ただこのゲームはシングルプレイ(一人プレイ)FPSなので、最初の敵は弱く徐々に強くなっていきます。
全くゲームを知らないのに最高難度でスタートしたりしない限りは、一方的にボコられるってことはなく、難しさも徐々に上がっていく理不尽要素の無い完成度の高いゲームです。
今までDOOMやSeriousSam、ロストプラネットやHALO、レッドデットリテンプション、Gears of War、Farcry、Boderlands等等、シングルプレイの名作F(T)PSをプレイしたことがなければ、入門作として良いと思いますよ。
まとめ。どういう人にオススメか。
僕は十数年前、XBOX360でこのゲームを買ったことを皮切りにFPSにドはまりしました。
同じくぜひシングルプレイFPSゲーマーが増えてほしいので
- 面白いFPS・RPGがプレイしたくて
- ホラー耐性がわずかばかりある人
は、この名作をやってみてはどうでしょうか?
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