Steam版デスストランディングをプレイしました。
なので感想を書いていきたいんですが、今回は僕が凄く嫌いなゲームだったので、憎しみたっぷりにお伝え致します。
デスストランディングファンは批判を許容できないなら絶対に読まないでください。内容がヒドすぎて、ほぼ100%その場でキレてしまいます♡
先に書いとくと「押すなよ」的な構文でなく、“ゲームをプレイ”したいならマジで買わないほうがいいですよ。
最初のうちは冷静さを装うために客観的評価を。
「感想」から主観ゴリゴリの感想をぶつけて行くので、さっさと内容を読みたいかたはもくじを上手く活用してくださいね!
デス・ストランディグ:ゲーム概要
ゲーム紹介文
伝説のゲームクリエイター、小島秀夫によるジャンルを超えたまったく新しい体験。 サム・ブリッジズが「デス・ストランディング」によって完全に姿を変えられた世界に立ち向かう。 未来への希望を手に、彼は世界を再び繋ぐ旅へ、その一歩を踏み出す。
Steamより
STEAMアワード(Steamにおけるゲームオブザイヤーみたいなもの)の「最も革新的なゲームプレイ賞」を受賞。
全体的な評価
レビュー件数32907で非常に好評。
メタスコア(metacriticと言うゲームレビューをしている媒体をいくつも取り上げ、その平均点を出しているサイト内の評価)で100点満点中86。
余談ですが一番スコアの高いゲームは99点で時のオカリナのみです。
User Score(同サイト内のユーザーレビューのスコア=Amazonのユーザーレビューみたいなもの)で10点満点中7.7。
他のmetacritic主な86点のゲームには
等があります。
レビュー
主にAmazonレビューやSteamレビューを眺めた感じだと
- こういうゲームを本当にやりたかった
- お使いゲー
- シナリオが素晴らしい
- 配達のおしごと
- ムービーが長い
- プレイヤーを楽しませる気があるの?
- 荷物を背負って歩くゲーム
- ゲームでも映画でもない
- 文句なしの星5つ
こんな感じですね。
客観的にどのくらいゲームではないのか
こちら、僕のではないですが、プレイ動画です。
この動画を元に、「プレイ可能時間とムービー時間」を書いていきます。
あと「ムービー」は「操作不可時間」の事だと思ってください。
動画Part1
最初40秒程度、起動前の色々があります。
0:40-7:12 ムービー(6分32秒)
7:12-9:21 歩き方チュートリアル(2分9秒)
9:21-17:47 ムービー(8分26秒)
17:47-26:33 荷物運びチュートリアル(8分46秒)
26:33-54:31ムービー(動画終わりまで)(27分58秒)
合計
ムービー42分56秒
ゲームプレイ10分55秒
Part2
0:00-0:30 歩いて目的地に向かう(荷物運び要素無し)(30秒)
00:30-14:08 ムービー(13分38秒)
14:08-18:37(初めてゲームらしい荷物運び)(カットあり)
(↑3分32秒+カット分(恐らく4~5分))(多めに見積もって約10分とする)(ワイはこのカットされたあたりでやめた)
18:37-29:34 ムービー(10分57秒)
合計
ムービー24分35秒
ゲームプレイ 約10分
Part3
17分くらいまでムービー
ここまでで
全部の合計時間 105分に対し84分がムービー
ゲームプレイが約21分ってことね。操作不能時間84分で。
ざっくりゲームプレイ:ムービーが2:8です。
感想
ゲームのレビューを読んだ購入前ワイ
「お使いゲー? ええやん。
ムービー? どんだけ長いって言っても15分くらいムービー見たらさすがにゲーム出来るでしょwwww
ダルいゲームプレイどんとこい。
シナリオが良ければまぁクソゲーでも最悪許す
ゲームはプレイして面白ければなんでもいいんだよ。
セールだしとりあえず積んどくか」
余談ですが、ちょっと前にSteamライブラリの本数が777になり「おっ、当たった!」と思いました(僕は重度の積みゲー症候群です)(ゲェジ)
開始30分くらいワイ
操作時間が無くて頭がどうにかなりそうだったぜ……。
「ゲームプレイ」とかそういう次元じゃねぇ……。
~~ムービー眺め中~~
steamでデス・ストランディング始めたけど、映画版間違って買っちゃったかな…
— ひきこもりたいとも@永遠のお家生活 (@hikitomori) April 25, 2021
~~ムービー終わり~~
お、やっと操作できるやん!
これで荷物運びゲーが出来るぜ!
30秒操作
~~ムービー~~
デス・ストランディングは膝の上に乗せたコントローラーがムービーのバイブの際に落ちないようするゲーム。
まさに荷物を落とさないようバランスを取る、リアルタイム体感ゲーム。
動画取りながらやってるけど撮影時間一時間オーバーで操作したのは恐らく5分程度なので、ゲームが苦手な人にも優しい! https://t.co/0iR3pXwb6o— ひきこもりたいとも@永遠のお家生活 (@hikitomori) April 25, 2021
開始1時間半
ゲームをプレイさせろ(真顔)
「『ゲームをプレイする』とは何か?」という議論はあると思いますし、ここら辺は今後記事にするとして……。(ざっくり言うと「自分の意志で結果を操作できると思い込めている状態」が僕にとっての「ゲームをプレイする」なので、動画はそれに含まれません)
上に書いた通り、約80%が操作不可時間となっております。
これ、ワイ氏のSteamレビューなんですが、これで書き切った感もありますが、マジで「あほくさ」と思いました。
なんやこれクソゲーやんブログでレビュー書くぜ!
(改めてゲーム紹介ページ等確認中)
しかし、ともに電流走る—!
(Steam紹介文)
伝説のゲームクリエイター、小島秀夫によるジャンルを超えたまったく新しい体験。
あー、そーゆーことね。
「ジャンルを超えた」ってそもそも「ゲームというジャンル」ですらないって意味ね。
なるほど。完全に理解した。
オススメゲーム
勢いだけで書き切りました。
ムービーゲーを許すな。
殆ど操作できない2時間あるなら軽めのゲーム1本クリアするわ。
僕はゲームをやりたいんです!

余談ですが、こちらに僕が好きなゲーム一覧があります。
歩きたい? お使いゲーをしたい?
スカイリム
安定のお使いゲーだ! 楽しい!
ブレスオブザワイルド
歩いて山を登って遊ぶぞ! 楽しい!
Borderlands
お使いゲーだ!
狙って撃って武器を集めるのが楽しいぞ!
綺麗な景色を歩いて回りたい?
メタスコアが同じThe Witnessがおすすめ♡
景色を存分に楽しめるパズルゲームだぞ♡
注意:ウソではないですが、ドクソ難易度の高い鬼畜パズルゲームです。脳みそがパズルに浸食される体験をしたいならぜひ。
歩いている時バランスを取りたい?
ヨッシーストーリーのメロン箱を運ぶミニゲームが面白いぞ!
あとはオススメではないけどQWOPとか歩くのにバランスをとる必要がありますよ!(面白いとは言っていない)(しかしこれはギリゲーム)。
いや、俺はクソゲーマーだからプレイするぜ!
デスストランディングは(個人的に)ゲームですらないんですがそれは……。
ちなみに、最近プレイしたクソゲーではAin Dodoというゲームが面白かったです(クソゲーとは)

どうしてもやってみたい?
どうしてもやってみたいならSteamなら購入から2週間以内でプレイが2時間以内なら返金できるはずなので(今まで僕も何本か返品してます)、どうしても気になるのであればSteamでどうぞ。
僕は積んでた=購入から2週間以上経っていたので、ライブラリに眠っています。
まぁこのゲームの場合2時間やってもほぼムービーなんで、「ゲームとして面白いかどうか」とかいう次元にすら立てないとは思いますが。
まとめ
こんなゲームプレイで楽しませることを放棄したムービーゲーが、二度と世に出回らない事を願ってます。
最期に、このゲームの感想を一言で言うなら
コメント(承認制のため反映まで時間がかかります)
こんなクソ記事が二度と世間に以下略
コメントありがとうございます!
書いてて楽しかったです♡
デスストランディングの開発者も僕も、気持ちよさを求めてるだけだってはっきりわかんだね。
この情報はもっと広めるべき
自分もこのクソゲーを掴まされ後悔
これはゲームではない
ムービー部分に全フリしてゲーム部分は超手抜き
ガチで素人が作ったB級ゲームの方が余程楽しい
コメントありがとうございます。
ムービーゲーはほんと勘弁してほしいですよねぇ。
むしろB級ゲームの方がムービーとか少なくてゲームやってる感すらありますよね。
未だにこのゲームが都度話題に登って、批判は許されない雰囲気なのでこの記事は爽快でした!
ちなみに自分は今まで数え切れないくらいゲームをしてきましたが、このゲームは「初めて途中で投げたゲーム」となりました。
ということで自分の中ではある意味記念碑的なゲームですw
らんたんさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
爽快感感じて頂いてよかったです。結構スピード感重視で書き上げたのが伝わったのなら嬉しいです。
なんか叩いたらいけない雰囲気のゲームって、結構ありますよねぇ。そういうゲームを嫌いだとなんか世界に独りぼっちな気がしますよね(言い過ぎ)
僕は割とゲームを途中でボンボン投げる派なので、めっちゃ凄いと思います。そんな方に投げさせたゲームはほんと、ある意味凄いですw
この記事に現代の病が出てる気がする
早く何かをやらないといけないとかゲーム=殺傷とか銃で何か殺す
でもこのデスストはアンチテーゼとして登場したゲームだからこういわれるのもしょうがないかな
コメントありがとうございます。
そうなんですよね、現代っ子っぽい感じですよねこの記事内容。堪え性が無い感じ。アンチテーゼをテーマとしているらしいゲームへのアンチであることがご理解頂けている的を射たコメントで、ありがちなただの「アンチアンチ = 信者」の内容の無い作品擁護ではないコメントであり、つまり内容をしっかり読んでいただいたということで有り難い限りです。
ただ一点補足ですが、「なにかやらないといけない = 破壊」とは書いていません。記事中にもある通り「自分の意志で結果を操作できると思い込めている状態」が僕にとってゲームをプレイする時の「なにかやる」なんですよね。ゲームの中でのキャラクターがどういうアクション(破壊でも創造でもマップを探索するでも)をするかは問わず、「頭で考え、操作をし、ゲーム内に結果が反映される」という過程を体験できることが「(ゲームにおける)なにかやる」なんですよ。で、デスストは序盤2時間程度はそういう要素がほぼ0だったということです。別に「デスストは銃で殺すゲームじゃないからクソ!」と言っているわけではないですよ。いやまぁ好みとしては破壊できるゲームが好みではありますが、破壊できないからデスストを叩いているわけではありません。「破壊する(しない)」という選択肢(ゲームプレイ)をとる前段階があまりにも長すぎると言っているだけです。
以上でございます。誤読しやすい部分へ補足の機会を頂けたこと感謝します。
と、ここまでがコメント返信です。
以下頂いたコメントから思いついた独り言であり壁打ちですので、お気になさらず。別記事で書きゃいいんですが、記事を上げるほどの内容でもないなぁという怠惰から生まれた独り言です。思考を言語化するのが趣味なので、その一環。
個人的によくわかんないのが、アンチテーゼを称賛する風潮。極論気味だけど、言うなれば「王道からの逃げ道」としか思えないんだよなぁ。それを「アンチテーゼ」という概念と称しているということは理解できているけど、そう称されているものが称賛される理由がよくわかんないんですよねぇ。
例えば僕はゲームをプレイしたくてゲームを買ってるんですけど、以外とそうでもない人が多いんですかね? ゲームをプレイしたい人に「ゲームをプレイさせないゲーム」を提供することで「アンチゲーム」を語ることってそんなに価値のあることなんですかね?
結果的に似たような「ゲーム以外の要素」を取り入れたInscryptionが2022年の個人的KOTYになったり、多分とことん合わないタイプのゲームである自覚はあります。ただ、自覚だけじゃなくて客観でもそうあっておかしくないんじゃねえかなぁ(絶賛されるものではない)、と思っているんですよねぇ。結果この記事が生まれたわけで。
アンチテーゼをテーマにすることへの違和感を別のもので考えてみる。
例えば漫画を買ったら2話まで文字だけ。そこに「漫画アンチテーゼ」というテーマがあれば素晴らしい漫画?
例えば小説を買ったら前半1割が挿絵だけ。そこに「小説アンチテーゼ」というテーマがあれば素晴らしい小説?
例えば遊園地に入ったら、乗り物に乗るために2時間徒歩移動を強要される。そこに「テーマパークアンチテーゼ」というのウリがあるのならば、素晴らしい遊園地?
全てにYESと答える人がいるのはわかりますし、「そういう作り手の思想で生まれたもの」が存在することもあるかとは思います。
しかし単純にそれらが個人的には許しがたいだけ。記事に書いてある通り「ゲームとして販売しているのであれば、まずゲームをさせろ」。いきなり1時間半ちかく映像を見せられて「ゲームとして優れている」は通らないしその悪いところから目をそらすゲームの感想を書くのは不誠実。
あとはゲーム自体のプレイ価値提供の話。
「ゲームをプレイしよう」と思ってから数時間動画を見せられる。そんなゲームかなにかわからないものに、サッとゲームを初めて銃で的を撃つ。これ以上のゲームプレイとしての価値提供、出来てますかね。
「道や荷物を考慮して歩く」「新しい道を作る」などの体験を「最初2時間」で出来たら、こんな記事は生まれてなかったという思いしかない。その上で面白いかどうかの土俵に上がるわけで、そもそもゲームという土俵にすら乗らせない時間が長すぎる。「つまんねぇゲームだった」という感想にすらたどり着けない。
始めてからしばらくゲームらしいゲームをさせず、そこを乗り越えてまで真にゲームとして面白いんか? 「ゲームをしたい」という気持ちに「2時間近くゲームをプレイさせない」というハンデを背負ってまで面白いゲームってないでしょう。「だからこそ現代病患者に提供すべき娯楽(エンタメ)」としての「ゲーム」じゃないことを殴っているわけです。病気って時代で変わるものであって、「現代病」という「常識」に沿っていないこのゲームは殴って然るべきという思いは特に変わっていませんし変わらない。
2時間あれば狂おしいほど楽しめるSlay the Spireをワンプレイできるわけですし、他にもあらゆる1時間以内にクリアできる優れたゲームが世の中に存在しているわけで。
「ゲームをプレイするために作った1時間」に対する「体験時間パフォーマンス」として最低未満の作品だったなぁという思いしかないんだなぁ。
このコメントは独り言なので全くそういうことはしていないという前置きの上でだけど、そもそもこの記事だって読者さんのタイムパフォーマンスを上げるために「読みたいところを目次を使って飛んでね」とか画像をふんだんに使って雑に読めるようにしたりとか、そういう作りにしているわけで。現代病に対する「娯楽記事」になれるように努めているわけで。「娯楽なんだから娯楽であるべき」「そのジャンルと認識されるものはそのジャンルであるべき」という気持ちが強いのかもしれないなぁ。
炎上商法というか、大昔で言うならば魔法少女モノに対する信頼をマミらせるだとか、という作風が「キライ」だし「多くの人に受け入れられている」ことによる「そのものへの信頼の毀損」を殴んなきゃならない、と思うんだろうなぁ。まどかマギカ自体は好きだけど、「魔法少女モノであるかの如く振る舞って安易に人を殺す」という作者のパフォーマンス含めた作風がつまり「ゲームであるかの如く振る舞ってゲームをさせない」と頑なに体験プレイをさせなかったのも含めた作風も込みで嫌な共通を感じる。
まぁどこまでも「べき論」の殴り合いであるので不毛なんですけどね。
僕は今後こういう作品に触れたら(気持ちが変わらない限りは)殴り続けたほうが時間を別に回して面白いゲームに触れられる人が増えると思っているし、「非ゲー叩き」娯楽として楽しめるようなものを作るきっかけにもなるかなぁ。という感じ。独り言終わり。