Inscryptionネタバレあり感想。あなたはゲームを愛していますか?

Steam

あなたはゲームを愛していますか?

 

あなたがもし

  • 物語に散りばめられた要素からの考察を楽しめる
  • 最後の一滴までゲーム要素を絞りつくす
  • 面白さは置いといて発想の斬新さを評価できる
  • ゲームの一本一本を比較せず、目の前の「そのゲーム」を愛せる

という、ゲームを愛する真のゲーマーであるならば楽しめる、あるいは楽しめたでしょう。

 

僕はそのどれをも持っていない。

ゲームを愛していませんでした。

 

 

どうも、自称「老害ゆとりにわかゲーマー」、ひきこもりたいともです。

 

今日は老害ゆとりにわかゲーマーらしく、傑作と名高いInscryptionに感想(偏見と私怨を合わせた愚痴の意)をぶつけていきます

皆で「美味しいね!」って楽しく焼肉を食べてるところに「いや、○○って店の方が美味いよ」と冷や水を浴びせるような記事になります。逆張りガイジと言われても「そうですね」としか返せない!

 

老害ムーブやゆとりムーブが嫌いな人はブラウザバックを頼むぜ!

あ、あとOneShotPony Islandあたりも絡めて書いてるので、そこらへんをネタバレされたくない人もブラウザバックをよろしゅう。

 

ネタバレあり感想 退屈なゲーム

僕のツイートで以前こんなこと(↓)を書きました。

Inscryption、プレイする価値はなかった。

退屈なカードゲームと、退屈な脱出ゲームと、退屈なRPGを組み合わせて退屈なゲームになってたなぁ。

ネタバレ厳禁と言うのをよく見るけど、ネタバレするほどの内容もない。 正直期待外れ。全く楽しめなかった。

レビューみてたら、考察好きはハマるかも?

上記ツイートで言いたいことは大体カバーできてますが、「なぜこれを言ったか」ということに注目しつつ、Inscryptionの嫌いな所を語っていきます。

 

DOOMのカギ探しを延々させられてる印象をもつゲーム

これがただのSlay the Spire風カードゲームで1章の感じがずっと続いて「悪の四天王を倒せ!」的なストーリーなら、「Slay the Spireに劣るがまぁまぁだった」で50点くらいでした。

 

みなさんご存知の通りSlay the Spireは100点満点中150点のゲームなので、似たようなゲームを作ればそれなりに面白くなります。

参考:Slay the Spire感想。気持ちよくない圧倒的神ゲー。

Slay the Spireクローンのローグライトデッキビルドが山のように出ていることからもわかりますね。

 

でもこのゲーム、本質がストーリーなんです。

↑プレイ15分くらいでカードゲームが本質ではないと気づかされた瞬間

 

メインのプレイ時間であるカードゲームが、ストーリーを進めるために「させられる」ゲームという認識になります。

他ゲーで言うと、DOOMのカギ探しとか、逆転裁判の探偵パートとか、シレンシリーズのメインストーリーとか。まぁ色々あるんですが……

  • DOOMなら戦闘シーンに進むために「探させられる」カギ探し。
  • 逆転裁判だと裁判シーンに進むために「させられる」探偵パート。
  • シレンだと99Fダンジョンに挑戦するために「消化させられる」メインストーリー。

僕の大好きなゲーム達ではありますが、「させられる」と感じる部分です。ニュアンスが伝わればいいんですが。

 

それを踏まえるて、Inscryptionがカードゲームでなく「ストーリーを追うゲーム」という頭になってしまうと、もうカードゲームへの認識は「させられる」ゲームと化すんですよね。

そんな「させられる」ゲームが2章3章と面白くなっていくならまだしも、たいして変わり映えもせずなんなら飽きも相まってつまらなくなっていくので嫌気がさしてきます。

 

それだけにとどまらず、なんと全然面白くない脱出ゲーム付き!

とも
とも

えっ、なんでこんな退屈な無料脱出FLASHゲームみたいなこと突拍子もなくやらされんの?

これも「させられる」ゲームです。

 

さらにその主軸となるストーリーも考察とARG(代替現実ゲーム=ゲームと現実を混ぜた遊び)に丸投げ! つまりゲームで完結してないんです。

 

こうなるとゲームそのものが「させられるゲーム」になってしまってるんですよね。

 

とも
とも

ゲームはゲーム内で完結させろ!!!

 

と、余談ですがサガスカの時もキレてました。でもサガスカはBGMが良かったのと戦闘がRPGにしては爆裂に面白かったので良ゲーです。

関連:サガ・スカーレットグレイス緋色の野望の感想。どんな人にオススメ?

 

一方でInscryptionは……

  • BGMやキャラクターはイマイチツボにはいらず
  • 脱出ゲームの作りが下手
  • Slay the Spireに比べるとゲーム部分は退屈でなんなら進むごとにつまらなくなっていく
  • 体験としてもOneShotやPony Islandを体験済みだと衝撃度がまったく物足りず退屈
  • そもそも考察やARG頼りの、わかりづらく薄く退屈な物語

 

愛せるところがありませんでした。

 

僕はゲームを愛していなかった。Inscryptionは僕にとって相性最悪のゲームだった

この記事の一番最初に

  • 物語に散りばめられた要素からの考察を楽しめる
  • 最後の一滴までゲーム要素を絞りつくす
  • 面白さは置いといて発想の斬新さを評価できる
  • ゲームの一本一本を比較せず、目の前の「そのゲーム」を愛せる

という要素をゲームを愛する人の性質として上げました。

 

 

でも、僕はゲームを愛していませんでした。

割と様々なゲームに対して

  • 丁寧にストーリーを描けよ。「考察」と名をつけて未完成の物語をユーザーに投げて逃げるなよ
  • 一口かじって美味しさが分かるゲームを作れよ。完食前提でゲームを作るな
  • 土台あってこその「斬新な発想」だろ。緩い土台から目をそらし「斬新な発想」を免罪符に使うな。
  • 昔出たゲームと比較して、真に面白いところ、心を動かすところはあるか? よく「他を下げずに推せ」とは言うけど、比較したほうが圧倒的に分かりやすく、比較したら「劣ったほう」はあぶりだされるでしょ。

と、常日頃から「お客様根性」丸出しでゲームを見ています。

 

で、もうおわかりかと思いますが(InscryptionというかPonyIslandをプレイした時も思いましたが)、この作者と合わないんでしょうね。僕のゲーム観が。

 

この作者、薄っっい内容をメタ的な衝撃体験でごまかそうとする節があるんですよ。

しかもその「衝撃体験」も非常にちゃち。

 

というかゲーム部分の土台が緩いのでゲームにのめり込めず、のめり込めないが故に衝撃体験を出されても「はぁ、そうですか……」としか思えない。

テーブルに何にも乗せずにするテーブルクロス引きって感じです。

 

↑多分衝撃のシーンで本来なら「うおおお! ゲームが180度変わった! すげえええ!」ってなるだろうけど、内容が薄かったので「いや、まだ続くの……?」と嫌気がさしたシーン

 

マージでPony Islandもつまんなかったですし、もう少しゲーム部分とストーリーに力を入れて欲しいと思います。「メタ要素入れときゃお前ら満足するんだろ?」みたいなのが透けて見える。ユーザーを舐めすぎ。

 

ネタバレせずに買えという諸刃の剣

僕はこのゲームを様々なところで圧倒的好評を受けていて、どこでも「ネタバレせず買え」と書かれていたから素直に速攻でポチりました。

んで最初ゲームを開始した直後人間の声が入って「ゲーム内ゲーム的なやつね」と判断した直後、Newgameが押せず、押して「ボゥ」っという表現とサウンドで「はあああ……これPony Islandの作者かよ……」とド落胆した記憶があります。

 

ponyislandnokioku

↑つまんなかったPony Islandを思い出してド落胆した起動直後の画面

 

とも
とも

ま、まぁ、同作者でもこんだけ評価高いしカードゲーム要素も楽しめるらしいからやってみるか……

 

と思って最後までやったら退屈なゲームかつ完結してない。

「は? これでおわり?」と思って情報を調べたら、ARGに続くらしい。

 

んで完結までARGをするのかと思ったら、常人には解けない難度。

それゆえ攻略情報的な物を探したら、なんと既に盛り上がりが終わったARGを見せられるんですよ。

新品のゲームを買ったはずなのに、既に使用済みの「最終章の追加DLCコード」が付属している中古品をプレイさせられた気分ですね。

 

参考:『Inscryption』をクリアした人のための攻略情報 

>>より大きな物語は、Daniel Mullins のサーガとして次のゲームに続くかもしれません。

 

そしてそこまでやって物語がオチてない!

 

とも
とも

ふざけるな!(怒

 

一体なんのために15時間もかけてクリアしたのかわからんよ……。

 

そして「ネタバレせずにプレイせよ」が、完全に「ストーリーの完成してないゲームを知らずに買わせるための誘導」になってるんですよ。

いやもちろん衝撃体験のあるゲームなので、もしネタバレされたら衝撃が薄れるデメリットはあるかとは思います。

なので「ネタバレせずにプレイせよ」は諸刃の剣だと思うんですよね。ことこのゲームでは。

 

これでSteam返品期限内なら百歩譲って許しますが、10時間以上プレイしないと終わらないし、終わらないとわからないという悪質なレビューだとすら感じます。

 

たとえばですけど、OneShotの謎解きみたいに「OLD_DATA」のzipをローカルゲームファイルに入れて、そこから出来るようなもっと誰でもできる謎解きにしてスッキリ終わらせるとかじゃダメだったんですかねぇ。その方が誰でも参加できるし、終わった謎解きという祭りを見つめるむなしさもなくなりますし。

まぁ技術的にできるかはわかりませんし、そうしたところでこの退屈なゲームが面白く感じるわけでもないですが、理不尽さと「終わったゲームをプレイさせられてた」感は少なくとも薄れてたでしょう。

 

いや、ほんと、なんで高評価なんですかね。

多くの人が「ネタバレ厳禁」と言って、良いところを語ってないのでさっぱりです。

「皆面白いって言ってるから面白いゲームなんやろ! 『おすすめ』! 良いところはぱっと思い浮かばないけど、皆言ってるから『ネタバレ厳禁』って言っとこ!」みたいな人が多いんじゃないかと邪推するレベルです。

 

一応僕も慣例的に「ネタバレ」とタイトルに書きましたが、上でも書きましたがネタバレと言うほどの内容もないゲームだと思ってます。

このゲームにおいて「いきなり世界観が変わる」とかは「マリオの1-1をクリアしたら1-2で地下になるよ」くらいの意味合いにしか感じません。

 

ゲームを愛していなければ楽しめないInscryption。あなたはゲームを愛していますか?

というわけで、Inscryptionの感想でした。

 

改めて聞きますが、あなたはゲームを愛していますか?

これにYESと答えている人が、高い評価をこのゲームに与えているイメージです。

 

NOでInscryptionがつまらなかったあなた! 僕と一緒にグチグチ文句を言って傷をなめ合いましょう!!

ひねくれ系ゲーマーのあなたに「それな!」と言っていただくためにこの記事を書きました。

 

僕も小さな役立つものになれればいいなぁ。

 

……まぁ~レビューに文句を言いましたが、結局自分が本当に好きなゲームはどんなレビューサイトで見ても発掘することができず、自分で遊んで体験するしかないんですよね。

なので、ある程度評価が高いゲームは触るようにしてます。

今回のInscryptionはそんな中で出会った「めちゃくちゃレビュー評価は高いけどつまんなかったゲーム」の中の1本というだけだったんですが、「Slay the Spire風」というような触れ込みにより(僕はSlay the Spire大好きマンです)あまりにも個人的に期待度が高かっただけに憎しみが噴出してしまった哀れなゲームです。すまんな。

 

 

過去の僕の好きなゲームを改めて眺めても(参考:僕のおすすめゲーム)こういうゲームが好きじゃない事がわかるんですが、「こういうゲーム」かどうかはプレイしないとわかんないんですよね。ぐぬぬ。

とくにこの作品は「ネタバレ厳禁」の元、レビューを漁らずプレイしてしまったので。

 

改めて思いますが僕はゲームそれ自体を愛しているわけではなく、「ゲーム内要素(音楽であったり、キャラクターであったり、ゲーム自体の面白さであったり)」に愛を見出し、ゲームに依存しているだけだなぁ、なんて思わされました。

 


最後に、記事を面白いと思った方へちょろっと告知させて下さい。

たまーにツイッターでこんな感じでゲームの感想を喋ったり記事の更新告知などをしているので、気になる方はツイッターをフォローしていただければ嬉しいです。

ツイッターはこのリンクから

 

とも
とも

普段はゲームや東方や日常や愚痴やごちゃまぜで喋ってるので、やかましかったらいつ外して頂いても構いませんので

 

それでは、長くなりましたが以上です。

お読みいただきありがとうございました。

 

コメント(承認制のため反映まで時間がかかります)

  1. 匿名 より:

    まるでオコジョのような情緒のない感想文 新手のロールプレイかと思った
    プレイミスだな。

    • ひきこもりたいとも ひきこもりたいとも より:

      コメントありがとうございます。
      どう受け取ったらいいのかちょっと難しいコメントですね。
      プレイミスと感じたというのは伝わってきたのでそこに返信させていただくと、確かに感想文のプレイング(?)って難しいんですよね。公開するまでずっと「どう書けば読者さんに伝わるだろうか」ということは頭を悩ませ続けていました。(と、悩んだ挙句変に言葉を選んだのがロールプレイと感じたのかもしれません)
      結果的にプレミと感じられたことは僕の実力が単に足りなかっただけだと思うので、今後精進していきます。今後の僕の成長を見守って頂ければ嬉しいです!

  2. 加藤 より:

    こんにちは。

    ネットのどこを探しても、絶賛の嵐なので
    自分と似た感想の記事を見つけて、安心しました。

    モード1は脱出ゲーム+ローグライクとして楽しめましたが
    肝心のゲーム部分は、UIやテンポも悪く
    モード2、モード3と変わるに連れて
    「まだ続くの……」という気持ちでいっぱいでした。

    「あそこまで絶賛されているゲームなのだから
    最後に圧倒的なオチがあるのだろう」という期待のみを
    モチベーションにクリアしましたが
    結局は(ゲーム内では)尻切れトンボな終わり方……

    自分が勝手にハードルを上げていただけかもしれませんが
    最後までプレイをする必要がある分
    ただのつまらないゲームよりも、大きな虚無感に襲われるゲームだと思います。

    • ひきこもりたいとも ひきこもりたいとも より:

      加藤さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      僕も全く同じで「自分と似た感想が無いか……」と探しまくってもほぼ見当たらずこの記事を書いたので、孤独を分かち合える方と出会えたことにうれしさと安堵を覚えています。
      そして仰る通りのことを思いました。
      「期待のハードル」を全く超えてくれないガッカリさに虚無感を覚えるんですよねぇ。「これだけ絶賛されているんだ、何か面白いことがあるはず!」というゲームというコンテンツへの信頼を裏切られた気持ちにすらなります。
      でも「勝手にハードル上げてるだけだろ」と言われると反論できないのが悔しいところ(笑)
      でもでも、他の「神ゲー」と呼ばれるゲームは期待のハードルを超えてくれるからこその神ゲーなのに! というゲームへの熱い想いもあったりで……口惜しい作品ですよね。

      改めてになりますが、愚痴記事に対して丁寧なコメントと同意を頂きありがとうございました。同じ感想を持つ方と出会えて本当にうれしかったです。

  3. 匿名 より:

    こんにちは。
    面白くなくない…?と思いながらTwitterで検索してたらこちら見つけました。

    ハースストーンを長いこと楽しんでるので、大好評のカードゲーム、プレイ時間10時間前後と聞いてサクッとできそうと思ってプレイしてみましたが…凄く期待外れでした。
    カードゲーム「させられる」のすごく同意です。
    Act1はルールや慣れてなさでそれなりに考えてゲームできたんですが、慣れたら強い動きしてればアイテム無しで勝てるので脳死作業になっちゃうんですよね。
    Act2と3は本当にただの繰り返しでこれ4回やるのか…となりました。
    Act1だけでも印多すぎるし召喚権とかマナコストとかなくてややこしいなと思ってたんですが、エナジーだのジェムだので面倒くさくなりやめかけました。脱出パートも暗いし酔うしギミック薄いし…
    7.6時間でクリアしましたが7時間位ただの作業だったんじゃないかと思ってしまいます。

    すごく好評なので最後までやったみたものの、カードゲーマーほど楽しめないカードゲームと感じました。
    デュエルディスクのとこだけちょっと笑ったけど

    • ひきこもりたいとも ひきこもりたいとも より:

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      山のような絶賛の中からわざわざ探し出して頂いてとても嬉しいです。
      僕はハースストーンは未プレイですが、競技シーンもある奥深いカードゲームであることは理解しています。
      そしてそんなゲームを長期間プレイしている方であれば、Inscryptionのカードゲーム部分が物足りなくなく作業感にすぐ気づくことは容易に想像できます。「多少カードゲームをガチプレイしたことがある」レベルの僕でも退屈だったので(笑)
      あと、脱出パートのギミックの薄さは割と擁護できないレベルだと感じますよねぇ。「驚き」を作る仕組みのためにただ雑に置かれた障害物という感じです。

      Steamの低評価レビューとかでも「カードゲームとしては期待しないほうがいい」みたいなのを見かけましたし、(ガチったことのある)カードゲーマーはこのゲームを退屈と感じそうです。
      いやでもネタバレせずプレイしたほうがいいって言われたから期待して何も調べず始めたんですけど、みたいな被害者意識もあったりするんですが(笑)

      デュエルディスクもあり、「遊戯王アニメを少し見て触れたことがある(カードゲームをガチったことはない)」くらいの人が一番楽しめそうですよね。
      で、多分世の中的にはそういう人が多いので絶賛されてるのかなぁ、なんて思ったりもしています。
      僕たちは良くも悪くもカードゲームの深みに足を踏み入れすぎているのかもしれませんね。