少し前に、睡眠についての記事を書きました。
その記事は、基本的に場当たり的な「とりあえず今日寝たいから、今日寝る方法が知りたい」という人向けの記事でした。
今日は、その中ではちょこっとしか書かなかったけども重要な、習慣についてお話をしていきます。
夜眠るために重要な事。スムーズな睡眠のための話。
睡眠は、生活の一部です。
人間放っておくと、勝手におなかが減ったり、勝手に喉が渇いたりしますが、睡眠もそれと同様です。
放っておくと眠くなるわけです。
しかし、食事も睡眠もそうですが、「いつかはおなかが減る(眠くなる)が、それが常に決まった時間ではない」という性質を持ちます。
毎日完璧に同じタイミングで食事ができ、睡眠ができるのであれば、もしかするとかなり正確に空腹や睡魔がやってくるかもしれませんが、一般的に(少なくとも僕は)そうするのが難しいですし、そうならないと思います。
だからこそ、「生活の一部として必ず必要なもの」と割り切って、「眠る時間」を自らの中に刻み込まなければなりません。
毎日の睡眠時間を決めなければ、意志の弱い人類は、ネットを見たりツイッターを見たり漫画を読んだりゲームをしたりして、睡眠を先延ばしにし続けます。
「そうする時間」を作り、「その時間」になるように、例えばスマホには触らないようにするとか、電気をとりあえず消すとか、急ぎでやらなければならないことは1秒でも早く終わらせてリラックスできるようにするとか、いろいろ手段はあると思いますが決めてそうする、と自分に言い聞かせるのです。
スムーズな睡眠には、スムーズな睡眠につながる生活を作らなければなりません。
夜眠るための毎日の習慣について。眠りは一日にしてならず。
眠るための行動に限らずですが、人間は毎日の繰り返しで「そうすべきときにそうなる」という反射にも似た性質を持つことがあります。
前の記事で書いた「1:2呼吸法」や「カウントダウン法」も、それ自体にリラックス効果がありますが、それ以上に「それを寝る前に繰り返すことで、それをすることが眠りにつながる」と脳が学習します。
同じ動作で同じ結果を生み出す、ルーチンのような効果があるわけです。
1:2呼吸法自体の効果でリラックスし眠くなる。
1:2呼吸法が眠る前の習慣として体にしみ込んだら、脳がかってに休み始める。
という、2重の睡眠を呼ぶ習慣になりわけです。
さらに広い範囲で見ると、他の毎日の動作に関しても、睡眠から逆算して組み立てるといいと思います。
例えば睡眠の前1時間は読書する、とか、さらにその前の1時間は風呂に入る、とか。
それを習慣にすれば、読書をしたらそろそろ睡眠なんだな、と脳がかってに眠気を呼ぶわけです。
具体的に眠るためにどうすべきか。
結論は文中にだいたい書いてますが
・寝る時間を決める
睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7時間以上眠るのが良いらしいので、”睡眠時間”=眠れずにゴロゴロする時間なども含めて8時間程度睡眠時間枠として確保すると良いです。
・そこから逆算して寝る前にやらなければならないことを組み立て実行する。
・寝る直前に毎日やるべき作業を決め、毎日やる
オススメは前回の記事の呼吸法やカウントダウン等。ほかにもリラックスできて毎日続けるのが苦じゃないことならなんでもいいと思います。
という感じですね。
もうこれで1日が終わってもいい。だからありったけの睡眠を
なぜここまで僕が睡眠に拘るかをゲーム風に言うと、睡眠は翌日に経験値ボーナスが付くからです。
ゲーム風に言わないと、翌日の行動に対する結果や成長が、睡眠量や質によって上下するからです。
例えば8時間の睡眠を6時間にして、眠らない時間で2時間稼げたとしても、翌日のパフォーマンスが15%下がれば起きてる時間(18時間)の価値は実質15.3時間分と、2時間分以上に損するわけです。
というわけで、ぼくもこんな記事を書いてないで寝なければならないのだ!
お前も もう おやすみ
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