マンガワン祭り2023 オススメ漫画10選

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マンガワン祭りという、「漫画アプリ『マンガワン』に掲載中の160作品以上が全話無料!」(公式より)のイベントが2023年8月30日と31日に行われます。

とは言えあまりにも量が多すぎて到底2日では全てを読めことができません。

なので、年間恐らく2000話以上、7年以上マンガワンを使っている筆者の、オススメ漫画を紹介するので読んでみてね! って記事です。

 

 

強くオススメの作品10選

2日間という非常に短い期間ですので、他にも面白い漫画は沢山ありますが絞って上げていきます。

  • 最初の3選は万人に読んでほしい漫画。
  • 残りの7選は好きだけど色々な理由で人を選ぶ漫画。

の合計10選を上げていきます。

 

強くオススメの作品3選

「なに読もっかな~」と迷っている方は、以下三作は(残りの7作品に比べると)あまり人を選ばず誰が読んでも楽しめるタイプの作品だと思っているので、ぜひこれらの作品から読み始めてみてください。

 

血と灰の女王

バンパイアの王を決めるバトル漫画。

1話にネコ虐待描写や全体的にグロ目であったり下品な描写があったりするのでそこだけ注意です。

 

基本的には王道バトル漫画。

だからこそ「面白い」のハードルは過去の名作との比較もあり高いはずなんですが、それを乗り越えられる面白さがある僕が連載開始から推し続けている漫画です。

今まで読んできた全ての漫画の中で間違いなく一番面白い27話である「Come Oan!!!」は全バトル漫画好きに一度は読んでほしいデキ。

もちろんそのころにはキャラクターへの愛着も湧いていて、それ以降のお話もノンストップで読み進められます。

 

アプリ内に「マンガワン看板作品!」という紹介文がありますが、看板作品と言うわりにはアニメ化などもしていなかったりするイマイチ不遇な漫画ではありますが、陳腐過ぎる表現になってしまいますが「面白い漫画」であることは間違いないので、ぜひ。

 

灼熱カバディ

超強豪のサッカー選手がスポーツに嫌気がさし生配信に傾倒するも、とあるきっかけでカバディを始めていくスポーツ漫画。

 

スポーツ漫画の傑作と言えば? そう、スラムダンク。

……というのは聞き飽きましたよね? それなら灼熱カバディを読みましょう。

タイトル通り、とにかく熱いスポーツ漫画。

カバディという日本ではマイナースポーツの漫画ではありますが、そんなものは関係ありません。熱いものは熱いんです。バスケをやったことが無くてもスラムダンクが楽しく熱く読めるように、灼熱カバディも競技云々という次元を超えています。

純粋にスポーツ漫画として、非常に高次元にまとまっています。

主人公の宵越(ヨイゴシ)の主人公力があまりにも高く、活躍するたびに震えます。熱いけど。

 

ちなみに序盤は決して上手くない絵ですが、話が進んでいくに連れてどんどん洗練されていきます。

絵柄に拒否感があるかたもせっかくマンガワン祭りで無料なので絵柄は気にせずとにかく読み進めて欲しいくらいにはオススメ漫画です。

余談ですが、僕は見ていないのと原作勢には評判的にあまり芳しくないようですが、アニメ化もしてたりします。U-NEXT で見れるようなので、アニメで見てみたいというかたは初回31日無料利用できるので、そちらでも。

 

 

夜人

とあるきっかけで幽体離脱なった少年と、霊感の強い少女が霊たちの戦いに巻き込まれていくバトルっぽい漫画。

という感じで、ホラーメインではないものの、ホラー感のある描写はあったりするので、そういうのが極端に苦手なかたは気をつけて。

 

不穏な空気が作品を覆い、「先はどうなるんだ?」と読む手が止まらなくなる漫画。

上2つの作品に比べると、王道とは少しズレる感じはありますが、今かなり勢いのある漫画でして。

まぁこの「夜人」自体は休載中なんですが。(アレ?)

いや、これは漫画自体というより作者の岡部閏先生の作品群に勢いがあり、その勢いのまま夜人も連載再開されそう、という意味でです。

 

「夜人」の前作である「グッドナイトワールド」がネトゲを主軸とした漫画で、展開が二転三転のとてつもなく面白い漫画なのですが、アニメ化が決まっています。

そして現在その前日譚である「グッドナイトワールドエンド」の連載が始まっていて、それが終わり次第夜人の連載が再開されると告知がありました。

なので、岡部閏先生の作品群にふれる非常に良いきっかけであります。

 

この「夜人」も夜人のネットワークがある種ネトゲの関係性っぽい感じで、わずかにホラー成分があるものの似たような感じで読めます。

夜人がおもしろいと思えた方はこれから話題になるであろうグッドナイトワールドや関連作品も楽しく追えると思うので、「イマ、ぜひ。」な作品です。

 

ちょっぴり人を選ぶかもしれない7選

色々な意味で人を選びそうな要素の強い作品7選です。

ただ、僕は心から楽しみに読んでいる作品ですので、前述の三作品を読み終わった方や「王道とは少しズレている作品が寧ろ読みたい」という方には触れて欲しいです。

 

常人仮面

病弱主人公が、あくまのちからを得て姉を守る物語……というとありがちな感じですが、とにかくキャラクター達と世界設定に二癖くらいあり独特な読み心地になっている漫画。

「我欲のため行動する」は漫画における悪者の一般的な行動パターンなわけですが、主人公が「姉を守る」という我欲のため、外道プレイングに躊躇無い漫画でして。

そのズレ感が興味深く、面白く読める漫画です。

 

ちなみに「世界三大よくわからない回復アイテム」を作るなら、この漫画の「コンドームに入れた蟻」は間違いなくランクインするでしょう。(他二選はゾンビ馬と14キロの砂糖水(異論は認める)ですが、その中でもトップじゃないでしょうか)

 

ケンガンオメガ

バキに次ぐトンデモ寄り格闘漫画の巨塔。フツーに楽しく読める格闘漫画です。

 

作風自体はかなり王道寄りではありますが、100%楽しむためには前作「ケンガンアシュラ」を読まなければならないのがネック。

そのため3選には入れませんでした。(ケンガンアシュラはマンガワン祭りの読み放題じゃないんですよね)

個人的には絶対にケンガンアシュラから読んで欲しいので、そちらを読んだことがあるかたで万が一まだケンガンオメガを読んでいない方はぜひ。

 

異世界人生劇場

最近イチオシのゆるゆる系に見せかけ実際ゆるゆるではあるものの、伏線や世界設定が練り込まれている漫画。

 

絵柄が絵柄なので、漫然と「ゆるふわギャグ漫画」として読んで”しまう”というデメリットがありまして。

もちろんただそれだけで読んでも面白いとは思いますが、キャラクター一人ひとりがどういう行動をするのか、どういう感情なのか、とゆっくりじっくり噛み締めながら読めば、しっかりと味が出続けるまさにスルメ漫画です。

 

「ウワァ!!! ここでこの要素がつながるのか!!!!!」といういくつもの驚きは(と言ってしまうと期待度が高まり「そこまででもないやん」となってしまうのは世の常ではありますが)、ただのゆるふわギャグ漫画とは一線を画します。

 

しっかりじっくり漫画を読んでいきたい方にオススメではあるんですが、2日という時間制限で急いで読むと味わいが減ってしまうという問題もありまして。オススメしたいが、マンガワン祭りで読むのはちょっともったいないかも、という難儀な漫画。

 

つくだマジカル

魔法少女(少女とは言っていない)が町に溶け込んでいるギャグ漫画です。

 

こちらも一個上の異世界人生劇場のような「ゆるふわギャグとしても読める、読むほどに味わい深くなる」タイプの漫画です。

それ町」とかが好きな方にはとてもとてもオススメの一本。

 

煩悩西遊記

タイトル通り煩悩まみれの西遊記。擬人化?したえっちな弟子たちの煩悩に負けず、「煩悩退散!」しつつ天竺に向かう西遊記の大胆アレンジ漫画。

 

一般的な微えち萌えギャグ漫画的に読むこともできますが、かなり苦々しい展開もあったりするので「タダの癒やし」として読むと火傷するかもしれません。

まぁ、基本は煩悩まみれの西遊記なので、肩の力を抜きつつ三蔵法師の煩悩に抗う姿を笑いながら読むと良いと思います。

 

僕はこの漫画の32,33話が死ぬほど好きで、気弱男の娘?×強気女の子?の百合?豚のオタク諸氏には「こういうのが読みたかった」という快感が得られることをお約束します。

 

 

ヘブンの天秤

堕天使にならないよう、ダメ天使が人間を救おうと奮闘する漫画。

 

とにかく「救うべき人間」の絶望度の高さが地獄。

「いやもうこんなんさぁ……どうしようもないじゃん……」みたいなのをどうしようもないまま眺めるのが快感になってしまっている歪んだ方々には強くオススメ。

 

 

茨城ごじゃっぺカルテット

ここまでで一番肩の力を抜いて読めるタイプの萌え漫画です。

とにかくスズちゃんがウルトラ可愛い。それだけだ。

 

 

 

読んだことある漫画の一言感想とか

もし「上の『強くオススメの作品』を読み切った」だったり、「まったく興味のあるジャンルではなかった」だったりした場合のその他の読むべき候補を上げていきます。

以下に面白いと感じたことのある、あるいはあまりおもしろくはなかったけどこういう人なら楽しめたかもという漫画を、男子・女子・大人向け作品というマンガワンの分類分けにのっとって一言で書いていきます。

 

紹介する順番はマンガワン祭り2023の掲載作品一覧の上から順番で、オススメ順ではありません。

 

男子向け作品

異剣戦記ヴェルンディオ

アニメ化もした「ヘルク」の作者さんが描くファンタジー。

ファンタジーを書く力量はある作者さんかと思いますし、人気作品でもあります。

「異剣バトル」とか「秘めた力を持つ幼女」とか「みんななかよし酒場経営」とか、そういうのが好きそうならオススメ。

 

異世界ありがとう

よくある異世界転生モノで、男オタク2人が異世界女として転生するやつ。あんまりチートではないタイプのやつです。

 

主人公組が強くないので、その上でどう立ち回るかを美少女受肉した冒険者の物語として読むタイプの漫画です。

じんわり成長して行動範囲が広がっていくようなタイプの漫画が好きな方にはオススメ。僕は結構好きです。

 

一勝千金

ケンガンの原作者、サンドロビッチ・ヤバ子先生が描く格闘漫画?

ちょっと始まったばかりでまだなんとも言えない範囲ですが、バトル部分はやはりケンガンゆずりで面白い感じです。

 

ヴァンピアーズ

バンパイア百合。

ピンと来たら読もうね。

 

ウェルベルム

異能バトル漫画。

そこそこ人気に見えるし、「与えられた一つの動詞(”開く”とか、そういう動詞)」という能力を活用し戦うのはユニーク。

 

裏バイト

ホラーギャグっぽい漫画。

ちょっぴりゾッとしたいホラー好きは読んでみると良いかも。

 

運命の巻戻士

コロコロで掲載されている?「死に戻り」作品。

子供向けらしい陳腐……よく言えば王道な少年漫画。

 

江口さんはゲーム脳

略して「エロゲ脳」という、エロゲ脳の女子高生主人公がワタワタする漫画。

葉鍵世代のおっさんがデュフフと笑いながら読む漫画です。

 

オメガワン

オメガトライブの続編?ですが、イマイチ熱くならない感じです。

オメガトライブファンで続編の存在をしらなかった方は試しに読んでみるのもありかも。

 

ガチャマン

1000円ヒーローというクソアツヒーロー漫画の作者が原作者である、ガチャでスキルを引いて戦う漫画。

打ち切りっぽく終わってしまいましたが、熱いところはしっかり熱い。

 

グッドナイトワールドエンド

10選で紹介した「夜人」の作者さんの最新作。VRメタバースを舞台としたネトゲっぽい漫画。昔連載されていた「グッドナイトワールド」という作品の前日譚。

現状まだ数話しか出てないので、1日4個貰える無料ライフで十分読めるためオススメ10選には入れてませんが、すでにめちゃくちゃおもろいです。

 

殺し屋は今日もBBAを殺せない

後述の「雷雷雷」の作者さんが描く、ツイッターでバズってたっぽい漫画。

なんというかイマのツイッターでバズりそうなタイプの漫画という感じで、比較的肩の力を抜いて読めます。

 

史上最強オークさんの楽しい異世界ハーレム作り

タイトル通り、まさに「イマドキ王道異世界転生」な漫画。

つよつよ主人公がモテる物語を読みたい方に。

 

獣王と薬草

最近始まって、妙にコメントの評価が高い漫画。

多分チートしない異世界物語ということで逆に目新しさを感じている人が多いように思います。

 

ダンベル何キロ持てる?

ケンガンのヤバ子先生が原作の、女子高生が筋トレするギャグ漫画。

ちょいちょい参考になりそうな筋トレ知識などがあり、ギャグもしっかり笑えて、絵が可愛いので、肩の力を抜いて読めます。

 

ヒソカニアサレ

密漁に抗う漁師の漫画。

ウシジマくん的な大人向けな感じはあるのですが、なぜか「男子向け」に分類されています。

「密漁」というヤクザのシノギの実態をなんとなく知れたり、底辺の逃げ場の無さを実感できる漫画です。

 

不死身のパイセン

ギャグホラー。

あまり読まないタイプの漫画ではありますが、好きな人は好きそう。

 

BAYBLADE X

ベイブレードの漫画。なんですが、子供以外でも楽しめるように作られている気がします。

 

主人公ではないですが、最強チームの一人が顔を隠して初心者狩りを狩るみたいな中二病歓喜の展開があったりで続きが結構気になる漫画。絵がまさかの約束のネバーランドの方で、話も面白いので割と期待してます。

 

ホテルインヒューマン

殺し屋を泊めるホテルと、ホテルのコンシェルジュ(つよい)が繰り広げる人間ドラマの漫画。

死と欲望が渦巻くんですが、絵が濃くないので読みやすく、泣き展開の作り方が上手く感じます。

 

ドッジ弾子

大昔にコロコロで連載していたドッジ弾平というドッヂボールの漫画の続編。

弾平の娘「弾子」が主役となり、現在性癖盛りだくさんの女子チームを作っているところです。おおきいおともだちにおすすめ。

いや、でも、作者さん漫画力で普通に面白いんですよね。子供向け漫画特有の「そうはならんやろw」と「それでも勢いとパワーで読まされる」という漫画自体の力強さで読まされます。

 

雷雷雷

突如得た異能力で、宇宙からやってきた討伐対象をやっつけたりするっぽい漫画。

まぁ、ようするに、(設定は)怪獣八号です。まだ2話なので展開自体はなんとも。

 

マンガワン編集がめちゃくちゃ推していまして、現状は「まぁ微妙におもろいかも」程度ですが、今後どういう展開になるか期待している漫画。

「殺し屋BBA」の作者の方の漫画でして、前作のBBA主人公というツイッター向けのような奇抜な設定より、今作のような「普通にかわいいキャラ」を主軸に置いて、イマドキっぽい設定なので、伸びそうな雰囲気はあります。

 

女子向け作品

クソハムちゃん

肩の力を抜いて読めるギャグ漫画。

ハムスターの見た目のヘンテコ生物のギャグ。シュール寄りだと思います。

 

3分待ってむぎ先輩

女子向けとなってるけど、別にあんまり女子向け感はないです。

普通に百合萌え的な感じで、カップラーメンを食べるだけの漫画です。

だからこそ肩の力を抜いて読めます。

 

付き合ってあげてもいいかな

重めな百合漫画。……というか、女性同士の恋愛の負の側面を強めに描いている漫画。

ハッピーハッピー百合でハッピー! な感じではなく、清濁合わせた女性同士の恋愛を読みたいという方にオススメ。

 

ホタルの嫁入り

ドラマ化もされたプロミスシンデレラの作者さんが描く、殺し屋と病弱っ娘の恋愛?漫画。

そういうのが癖な方も多そうで、ハマる人はハマりそう。

 

まだら模様のヨイ

かなり薄暗い雰囲気の異能?漫画。

まだ10話にも満たないですが、主人公がめちゃくちゃな力を持っていますがウジウジしてる感じの漫画です。

とは言えこれから生き残りをかけて戦っていくような、ウジウジが攻撃性に転換されるカタルシスから面白くなりそうな雰囲気はちょっぴりあります。

 

大人向け作品

ひとまずタイトルだけ列挙しておきます。

この中で言うなら寿エンパイア、米蔵夫婦のレシピ帳、すこしだけ生き返る、スラップスティック、ROPPENあたりはオススメです。

 

あくたの死に際

アフターゴッド

異世界失格

犬とサンドバッグ

うしろの正面カムイさん

九条の大罪

ゲーマーズxダンジョン

寿エンパイア

この世は戦う価値がある

米蔵夫婦のレシピ帳

少年院ウシジマくん

すこしだけ生き返る

スラップスティック

星屑の王子様

マルセイ

無職の学校

土竜の唄

肉蝮伝説

夢なし先生の進路指導

ROPPEN

路傍のフジイ

 

 

まとめとか

というわけで、マンガワン祭りでぜひ読んで欲しい漫画10選と、その他の作品達でした。

とにかく一作品だけオススメするなら血と灰の女王です。

推し続けていて、ジャンプに連載されても人気になれるであろう程度には面白いと思うんですが、イマイチ知名度が低いんですよねぇ。この機会にぜひ全人類に読んでいただきたいです。

 

ちなみにマンガワン祭りが主題ですが、逆に「こんなのもうだいたい読んでるわ」というマンガワンヘビーユーザーの方には、僕のオススメ漫画一覧記事も目を通して頂きたいです。

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