イチ、ニー、サウナー!(陽キャ並みの挨拶)
どうも、漫画好きのひきこもりたいともです(陰キャの挨拶)
最近リアルでサウナにはまっています。
サウナの帰り道は、幸福感に満ち溢れていて、「サウナサイコゥ……」って感じにピースフルです。
ひきこもりたいマンとしては驚異の、週一ペースで家から出てサウナへ。
んで、サウナ好きで漫画好きとくれば、当然タナカカツキ氏の「マンガで読むサウナ道」は読了。
他にも「湯遊ワンダーランド」という漫画もありますが、あんまりサウナ漫画感はなかったな。
しかし、両方とも「サウナ知識」としては、ネットに転がっている情報以上の物は殆どないです。
そして漫画……つまりエンタメとしても、ネットに転がっているもののほうが優れていると感じます。
「じゃあエンタメとして優れてるサウナ漫画ってなに?」
……という質問への回答は「発汗のワンダーランド」と答えます。
ちなみにサウナはマジで健康によさげな雰囲気ですし、場所や時間帯を選べば静かにゆっくりできる陰キャ向け趣味なのでオススメだぞ。
無料で読めるサウナ漫画
それではさっそくですが、オススメのサウナ漫画です。
発汗のワンダーランド
です。
個人的に「読むサウナ」だと思っています。
サウナ漫画ではありますが、本質的なテーマは
男と男の、プライドの戦いです。
それを象徴した、僕が大好きな1シーンがあります。
主人公高橋が、ライバルである「キング」と長サウナバトルをする前のシーン。
キングは悲しい過去を抱えていて、サウナのオーナーがそれをアルバイトに伝えた後の会話です。
アルバイト「その話、高橋さんが知ったらどうなるんでしょう?」
オーナー「どうにも変わらんだろう。あの青年は引き下がらない。」
11話③
宿敵の哀しみを知っても、それでもなお変わらないだろう主人公の本質を見抜いた一コマ。
このセリフ通り、この後も主人公は誰に対しても「長サウナ力」ですべてを解決していきます。まるで島耕作がベッドシーンで様々な物事を解決するように。
ただ、主人公は、苦しみ、耐え続けるんですよね。
サウナ自体も灼熱で耐えますし、毎日の仕事でも苦しみます。
なんとか戦いに勝ったと思ったら、また次の苦難。
漫画の中でのとある1シーンで、高橋のプライドは音を立てて崩れます。
しかし、苦しみながらもその崩れたプライドを一つずつ積み上げる高橋の姿に、泥臭い男の矜持を感じます。
終わり方もまた素晴らしい漫画なんですよね。
サウナを耐えたあとの、一皮むけた(サウナ風に言うなら『ととのった』)高橋のどこか達観した感じ見れる、なんともすがすがしい読後感です。
まとめ
この漫画は、主人公が辛い局面に追い込まれることが多いです。
そして、それに耐えて、耐えて、耐えて、そこからの最終話での清々しさ。
読むサウナと最初に表しましたが、この耐えて、ととのう感じが、まさにサウナだと思うわけです。
まぁ、そんな難しい事を考えずとも、味のあるキャラクターが繰り広げる人間模様を眺めるだけでも楽しめます。
今ほどサウナにはまってない時期に読んでも面白かったですし。(その時はまだ完結してなかった)
オススメの無料のweb漫画なので、サウナ好きもそうじゃない人も、ぜひ読んでみて下さい。
コメント(承認制のため反映まで時間がかかります)