コスト下げ(絆、時)精霊の使いみちは、二種類ある
- 攻略に必要か
- それ以外か
「今まさに攻略にコスト下げが必要なユニットがいる」のであれば、そのユニットに使おう! で終わりです。
なので、今回の解説ではそれ以外のパターンのお話をしていきます。
というわけで、こんばんは、ひきこもりたいともです。
効率厨の僕が、アイギスを効率的に攻略したいかたに向けて作った内容になっております。
「絆や時精霊は誰に使えばいいんだろう?」とお考えなら、ぜひ読んでみてください。
時(絆)精霊を使うべきユニットって具体的にどういうユニットなの?
結論を言うと
0.嫁ユニット
- 英傑の塔攻略ユニット
- 普段使いのユニット
- 初期コストの低いユニット
- コストを生み出す可能性の高いユニット
- ガチャユニや入手難度の高いユニット
の5つ(6つ?)です。
そもそも時(絆)精霊を使うということはどういうことか?
当たり前ですが、コストを下げるということです。
じゃあ、アイギスにおいてコストを下げるとはどういうことか?
アイギスにおいてコストを下げるとは、
- 英傑の塔のスコアを伸ばす
- 攻略をラクにする
という二つの意味を持ちます。
攻略をラクにするとは、コストを下げることによって配置に余裕が生まれ、ミッション序盤の展開がラクになるという意味です。
と、概要を説明した上で詳しく説明していきます。
ちなみに「0」に関しては説明必要ないと思うのでほぼ触れず、1~5について詳しく説明していきます。
英傑の塔の攻略ユニットのコスト下げ
大本命のコスト下げ対象です。
ランク70で開放される英傑の塔ですが、アイギスというゲーム全体の中で、唯一コストが報酬に関係します。
しかも英傑の塔の報酬(英傑結晶)は、日々貰える実質ログボのようなもの。プレイを継続するほどに貰える量は開いていきます。
つまり、攻略ユニットのコストを下げないと無意味に損しつづけるということです。
最終的に英傑結晶で交換できるアイテムの中に絆精霊が居るため、投資したリターンが最も直接的に得られるコンテンツでもあります。
というわけで、英傑の塔を攻略するユニットのコスト下げは、非常にオススメのコスト下げ対象です。
なんならコレ以外のユニットは後回しでも全く問題ありません。
参考として、wikiでまとめられている「英傑の塔ハイスコア編成」の各階層トップに居るユニットは下げるべき最優先ユニットと言って良いでしょう。持っているのならコストを下げて最優先で塔に挑戦すべきです。
普段使いのユニットのコスト下げ
英傑の塔に次いで、普段使いのユニットに使うのが、もっとも効率的です。
普段遣いは言葉通り普段から使うチームのはずなので、コストを下げることによるミッション攻略が色々とラクになります。
コストが下がると配置に余裕ができるため、星3を取るまでの攻略速度が上がるかも知れません。
余談ですが嫁ユニもおそらく普段使いなので、ここに含まれると考えて良いでしょう。
「じゃあ普段使いの15人のうち、さらにどのユニットを優先して下げればいいの?」については、さらに以下で解説。
初期コストの低いユニットのコスト下げ
なぜ初期コストの低いユニットのコスト下げにつかうべきかというと、効果が大きいからです。
例えばコスト100のユニットがコストを1下げたところで、1%しかコストが下がりませんが、コスト1のユニットのコストを1下げたとすると、100%コスト削減したことになります。
まぁこれは大げさな例ではありましたが、コスト13のアルティアから1下がる(約8%減少)のと、コスト46のあてちゃんから1下がる(約2%下がる)のでは、6%も効果差があると言えるでしょう。
僕の初期コスト高い組も、コストが下がっていません。
初期コストが低ければ低いほど、1コスト削減に対する効果が大きいと言えます。
特に初期コストが低い組は序盤に配置する=カツカツの状態で出すことが多いので、なおさらです。
逆に言うなら高いコストのユニットは最序盤に置く必要がない場合が多いし、中盤以降に置くとなると援軍要請などのコスト稼ぎスキルを複数使用できているはずなので、実質的なコストはそこまで重くないんですよね。
重コスト組は数コストを競うような状況にならないということです。
コストを生み出す可能性の高いユニットのコスト下げ
コストを生み出す可能性の高いユニットは、そこを起点として他のユニットを展開することになります。
なので、コスト下げがオススメです。
展開が早めに済む=敵の処理を数秒早められる=ミッション序盤の難度が下がると言えます。
そしてミッション序盤を切り抜けたら、あとは貯まっていくコストで展開をコントロールできるようになるわけです。
逆に言うなら序盤を切り抜けられなければ、始まりません。
まずは序盤を乗り切るために、コスト稼ぎユニットのコストを下げ、展開を加速させる一助とするのがオススメです。
ガチャユニや入手難度の高いユニットのコスト下げ
殆どのイベントユニットは安く同ユニット重ねでコストを下げられます。全キャラに使える絆や時を使うまでもないという意味です。
一方、主にガチャでしか手に入らないユニット、入手難度の高いユニットは同ユニット重ねでコストを下げることは難しい上、被った場合は引退することで手に入る虹水晶が欲しいので、そういったユニットに使うべきです。
まぁイベユニは簡単と言っても、例えば虹水晶交換ユニットは同ユニでのコスト下げが大変だったりするのでケースバイケースではありますが、そもそも論として「コストを下げる戦力的価値」としてはガチャユニのほうが高いことが多いので、結局ガチャユニに使った上で余裕があればで十分かと思います。
コツ:コストを下げたいユニットが複数いる場合は均等に絆を使う
一般的なガチャユニの場合、絆6体でコスト下限に持っていけます。
ただ必要数はコスト-1するのに1体、そこからさらに-1するのに2体、そこからさらに-1するのに3体と、必要数が増えていきます。
なので、1体のユニットに集中して精霊を投下するより、コストが下がりやすいユニット複数に投下したほうが総コスト低下量を増やすことを望めます。
注意事項 下げると損するユニット!?
基本的にはコストを下げることで展開がラクになるわけですが、ごく一部コストを下げるとマズいユニットと状況があります。
撤退と再出撃を繰り返すタイプのユニットです。
一例としてレライエというユニットを上げます。
レライエの素コストは18。
やられると、味方全体に20%の攻撃バフをまき、30秒で再出撃できるようになる、というユニット。
つまりバフを巻くために、30秒ごとに撤退と再出撃を繰り返すユニットです。
んで。
- 素だと、18で配置、撤退で9回収と差し引き9損。
- コスト1下げで17で配置、撤退で8回収と差し引き9損。
- コスト2下げで16で配置、撤退で8回復と差し引き8損。
- コスト3下げで、15で配置、撤退で7回復と差し引き8損。
と、まず「コストを1下げても素と運用上のコストが変わらない」。さらに「コストを3下げてもコスト2下げと運用上のコストが変わらない」。のように、「下げる意味がない」というパターンがあります。
そのうえで、コストカットユニットを組み合わせると損するパターンが出てくるんですよね。
例えばヴィディアやミネットの2割カットを組み合わせたとしましょう。
- 素だと18から2割カットで14になり、撤退返却9なので差し引き5損。
- コスト1下げで2割カットで13になり、撤退で8返ってくるので差し引き5損。
- コスト2下げで2割カットで12になり、撤退で8返ってくるので差し引き4損。
- コスト3下げで2割カットで12、撤退で7返ってくるので差し引き5損。
なんと、コスト2下げの方が運用上ではコスト得になります。
3下げてしまうと運用上1コスト分損するということです。
あらゆる撤退再出撃系ユニットは、この罠があります。
ありがちなのはエフネですね。
- 素5、撤退で2回収、3損。
- -1で4、撤退で2回収、2損。
- -2で3、撤退で1回収、2損。
- -3で2、撤退で1回収、1損
がデフォですが、例えば前衛軍師(-3)と組み合わせた場合
- 素5、軍師で-3、配置2、撤退で2回収、プラマイゼロ。
- -1で4、軍師で-3、配置1、撤退で2回収、1得
- -2で3、軍師で-3、配置0、撤退で1回収、1得
- -3で2、軍師で-3、配置0、撤退で1回収、1得
と、-1のコスパが優れてます。
更に言うならヴィディアを組み合わせた時、コスト-1の時の差し引きが2得で、それ以外は1得なので、コスト-2以上は損する可能性がある、ということです。
以上のように、撤退再出撃を繰り返すタイプのユニットでは、戦闘中の運用によって「下げると損する」というパターンがあるということは、覚えておいたほうが良さそうです。
たかがコスト1や2と思うことなかれ、エフネなんかは10回20回と自爆することもあるので、チリツモで大きな差になっていきます。
それはコスト消費型スキル(特にヴィディア)のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があるということです。
ご自身の手持ち(コスト割合カット、固定値カット)などの兼ね合いで変わるので、再出撃持ちユニットを重用しそうであれば、育成前に一度計算してみてもよいかもしれません。
結局誰に使えばいいねん!? お前の話は長いんじゃ!
- レア度が高い!
- ガチャ産の!
- よく使う、コスト生産ユニット!
に使うのだ!
ようするにアルティアとディエーラ。
2023年8月現在、僕が頻繁に使っていてオススメのユニットでいうと、ティルト、正月マツリ、リンクスが普段使いとして。
英傑の塔攻略として水着テュト、アキラなども良いかもしれません。
ただティルトに関しては上述した通り、「再出撃まで込み」で考えると、状況によっては下げないほうが得だったりします。
とは言え初動が重要なユニットでもあるのと、実用面で少しでも出撃順を左に寄せたいので僕は下げました。
プラチナ、ゴールドでももちろん考え方は同じで、英傑の塔の攻略、普段使いに重きを置きつつ、使用頻度が高くコストが低いユニットに使うのがオススメですね。
時精霊は当然黒ユニに使うとしてですが、絆はそれなりに手に入る印象もありますし、ラストエリクサー症候群を発症するほど希少なものでもありませんので割とガツガツつかってもいいでしょう。何より早くコストを下げればそれだけラクになる時間も長いということなので。(仮に1年もったいない精神で「誰のコストを下げようかな~」となやんだとしたら、1年間「コスト1」多い事による悪影響を受け続けることです)
追記:この記事を最初に書いてから5年近く経過しましたが、アルティアとディエーラは概ねお役御免です。ただし、上位のコスト役が手に入るまで4年近くは、コストを下げたことによる多大な恩恵を受けていたので、やはりコスト役のコスト下げは非情にオススメです。
まとめ
絆や時精霊って、貴重な気がして、ラストエリクサー症候群よろしく大事にとっておきがちですよね。
でも、現実の時間のほうがもっと大事だぞお前ら! 倉庫に抱えてねーで、さっさと使うんだ! やーい貧乏性!
……な、なに? 「お前の精霊兵舎を見せろ」だって?
い、いや、これはラストエリクサー症候群とかじゃなくてコスト下げたいユニットが新規でいきなり来たら使うようの戦略的備蓄だから……
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