僕は北海道に住んでるんですが、ドーミンなら誰しも怯えた2018/9/6の胆振東部地震に遭遇しました。
と、言うほど僕の住んでた地域では被害はなかったですが、2日ほど停電に見舞われたりネットがつながらなかったり、食器棚の扉がかってに開いてグラスが落ちて割れたり、(2重の意味で)積んでいた本が雪崩れてきたり、背の高い棚に入れていた東方コレクションが床に散乱したり、その緊張感からかはわかりませんが酷い風邪に(全身、特に頭の痛みと8度7分の熱と手の痺れ)見舞われたりしています。
現状もコンビニやスーパーは通常営業という雰囲気ではなく、食料などもほとんど棚にないような状況が続いています。好物というよりも実質水くらいの勢いで普段飲んでる牛乳がなくなってるのも悲しい限り。
そんな中で、いろいろ感じたことや、被災する前にやっといたほうが良かったなぁということを書いておきます
地震で停電する前にやって(買って)おけばよかったこと
停電に備えて準備しておくべきだった後悔を並べていきます。
バッテリー系の充電
スマホのバッテリーが4割くらいしかなくてかなり困りました。
イマドキのスマホだと3日のバッテリー持ち! とかいうのもありますが、結局「最大まで充電していれば」の話。
なので、充電できるタイミングなら常に充電しておくってのは非常に大事。
とは言っても次のもので解消できます。
モバイルバッテリーの複数個所持
僕はモバイルバッテリーを1つしか持っていませんでしたが、予備にもういっこくらいあったらよかったかもしれません。
自己発電(というのか? 手回しとかの)できるスマホ充電器とかもあれば役立ちそう。
マスク
僕は行ってませんが避難所とか、大量の人がいる場所に行ったりするときのウイルス対策。
地震によって液状化したところの防塵にも役立つらしいですね。
部屋の掃除
本やらなにやら雪崩れが起きる。
特にベッドの頭のあたりに本とか積んでたら死ねる。
散々言われてることだと思いますが、タンスを筆頭に寝ている場所に倒れたり崩れたりしたらヤバいモノはほんとにどうにかしたほうが良いです。
電池
懐中電灯とかは持っていたものの、それに見合った電池が足りなかった。どう使うか次第ですが、懐中電灯やラジオに使う程度ならそんなに大量に必要ではないと思います。が、ないと困ります。
風邪薬、頭痛薬等
別に腐るものでもないし、常時ひと箱くらいは予備にもっとくと、体調不良対策に役立ちます。
使用期限ありますが、実質あってないようなもんですし(個人の感想です)
健康的な生活
僕は家に薬があったり、会社もたまたま休みを貰えたりしてなんとかなりました。
ただ体調不良で電気もつかず、薬を買う店もやっていないとなるとそうとうしんどいことが予想されます。
結局原始的な生活に耐えうる強靭な肉体が最も災害対策に重要ってことですね(原始回帰)。
持っていてよかったもの
手回し充電式のラジオ兼ライト
電気が止まると情報はラジオからしか手に入らないので。
ワンセグはスマホの充電使うから貴重な電池が惜しい気持ちになり、遠慮がちにしか見れないので。
カップ麺や非常時の食事、水
休日用ひきこもりグッズとして保存性の高い食料などをある程度備蓄していて助かりました。
冷凍庫に入ってた色々も溶ける前に食べたりしましたが、主に肉だったので、どっちにしろ炭水化物なんかは必要になってきます。
ビタミン剤
スーパーで物が買えず、主食がカップ麺となると栄養不足が危惧されるため、。
……結局風邪を引いた?わけですが、ないよりはマシだったと思い込みます。
プロテイン
日持ちするタンパク質。
栄養不足に。
ライト(懐中電灯等)
無いと夜動けないです。
3DS
ネットにつなげる必要なく、あかりも必要ない暇つぶしがこれ。
バッテリーの限界もあるので長時間は出来ませんが、少しでも気は晴れるものです。
ノートパソコン
同上で、バッテリーの限りしか動きませんが。
僕はメモ帳だけあればこういうブログの下書きしたり日記を書いたりでかなり時間を潰せる。
体をふくウェットティッシュみたいなもの
お湯が出ない時もあるので、ウェットティッシュ的な物があると便利だと思います。
(保温)水筒
断水対策として水を備蓄するために。
あと「保温」は、ガスがあればお湯を沸かして取っておくとたまに役立つ。知覚過敏だから冷水でうがいできないけど、そんな時にコップに水筒から熱湯を少し足すと痛くなかったり、暖かいお茶飲んだり。
困ったこと
水しか出ないからシャワーは冷水
冷たい!!!!!!!!!!!!!!!!
冬ならたぶんシャワーは無理でした。
ただ、ガス通ってたので、コンロで大量にお湯沸かしてお風呂を作ったりしてました。そのお湯で身体洗った泡を流したりも。
でも、まぁ、ガスも止まっていたらもうどうしようもなく冷水シャワーするしかなかったかも。
ボディシート的なものがあればある程度は解決しますね。
電気とネットが止まる
- 夜何も見えない
- ドライヤー動かない
- ウォシュレット動かない
- 冷蔵庫の中が心配
- スマホやPCを満足に使えない
- 調べたくても調べられない
日没=真の闇。夜中に何かやろうと思っても、基本は何もできない。
冷蔵庫は半日くらいで(開閉回数で変わるだろうが)ぬるくなり、冷凍庫も1日ちょっとで氷はだいぶとける。ゆえに生ものはすぐダメになる。まぁまぁ涼しくなった北海道でこれなので、多分本州とかはさらに早い。
ウォシュレットが動かない。おなか痛いマンとしては死活問題。風呂場で冷水で肛門を洗う覚悟が必要。
レンジが動かない。チンで食べる系の非常食は湯せんじゃなきゃだめで、ガスも止まった時のことを考えると、そういうの必要ないものも備蓄しておくといいかも。
とはいえ、ガスと水はあったからうちはまだマシなほうでした。
ガス・水まで使えなかったとなると、物理的な余裕ももちろんですが心の余裕も相当なくなってたと思います。
水は備蓄しておくべきだなぁ。
電気がついたときは、家族で大喜び。
陳腐な言葉ですが、当たり前のことが本当は当たり前じゃなかったと。電気のありがたみがわかりました。有り難い。
ついでに風邪対策でやったこと
現状もちょい喉痛い状態ですが、一番悪かった時よりはましになりました。僕が風邪対策でやったことを書いておきます。
・休む
実質これだけ。
6日の深夜に地震。とのときは特に体調への異変なく、7日から仕事、仕事後若干体調悪く、8日も出社、なんとなく体調悪いなーと思いながらまぁ平気じゃろ、と9日、起きた時点で体調に違和感。そこで出社、昼過ぎぐらいから具合悪くなり、16時くらいにはまともに働けない状態。19時ごろ帰宅して熱を測ると38.7度の高熱。頭痛と全身の痛みで動けないまま就寝。
と、いうような感じで、8日時点で大事を取って休んでいたらここまで悪化しなかったのかなー、と、7日の時点で体調悪いのにちょっと無理して家で色々作業してたのが悪かったのかな、と。
おそらくただの風邪なので、やはり栄養とって休む(無理をしない)のが一番だと。
現在休み2日目ですが、喉の痛みを除けばほとんど体調は回復したような状態で、休息の偉大さが身に染みました。
要するに忙しい時こそゆっくり休むよう意識しようってことですね。休息が一番大事!
まとめ
なんやかんや健康な肉体を持つことが最重要ですね。
世界が荒れているときにこそ、できる範囲の規則正しい生活、十分な休息が重要です。
ひきこもりたくても運動とかは意識せんとね。
ちなみに災害から5日経過し、今はまだ物流が滞っていたり、復旧が進んでない地域もあるようですが、我が家は概ね元通りの状態です。ありがたい限り。
今度のまた何かあった時のために、電池とか買えるものは買っておきます。
皆さんも用意できるものはしておきましょう!
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