コスパ良いRTX5070 ti、CoreUltra7 265KF、メモリ64GB積んだパソコンのセールやってるよという話

追記:2025年12月19日　本記事で紹介している商品のセールは終了しました。

 

値上がりトレンドが強い中、ミドルハイ程度のスペックのコスパバツグンパソコン買った話。

と、そのセールがLenovoで今(18日まで）やってるよって話。

 

 

 

 

詳しくは後述しますが、買ったものは 「Lenovo Legion Tower 5 30IAS10」。（Core Ultra 7 265KF / RTX5070 Ti /DDR5-5600 64GB(32×2)）

SSDをダウングレードして価格323,422円(1TBなら+1万）

18日までの価格です。（以降はセールや在庫次第）

 

 

セールの期限やら何やらがあるので、ザクザク書いていきます。

 

パソコン購入の経緯と、オトクなパソコンの紹介

経緯としては、Xwitterを眺めていると……

というような情報があったので。（一応参考程度に、その発言の元になってるであろうニュースなどもソースとして提示しておきます）

たしかに値上がり傾向は事実だし、需要爆増も事実……なんだけど、色々情報を眺めていて「だから買いましょう！」と貼られたリンクのコスパが優れているとは限らないなぁ、と思いまして。

代表的なものに、ドスパラさんがありまして。僕も以前お世話になったこともあるしやすい時期は安いんですが、「今は高め」が所感。

 

 

というのも、僕がいろいろ調べた結果、現状(2025年12月17日時点）では最高コスパのPCはLenovoのパソコンだったから。

 

具体的に言うなら、僕が買ったのは「Lenovo Legion Tower 5 30IAS10」ってやつ。

 

• CPU:Core Ultra 7　265KF
• メモリ:64GB(カスタマイズ画面で32→64に変更）
• グラボ:RTX 5070 ti

を僕は選択。

 

「5070 ti」をベースにした、メモリ64GB、512GB SSD(※)にカスタマイズしたモデル。ざっくり32.3万。

（※）僕はSSDは夏頃に買った余っていたヤツを使う予定なので512SSDにカスタマイズして値引きを狙ったけど、一般的には1TB以上が良いと思います。普通に2TBあったほうがいいと思うけど、価格が重いので「まぁ2～3年はなんとかやりくりできそう」と思うならば、未来の値下げに期待して1TBでセーブする、というのも一案。（別にボッタクリとかそういう話でなく、そもそもあらゆるパーツが値上がりしている時期だからという意味で）（下がるかもわからんけどね）

 

で、ブラックフライデーの前（11月中頃）くらいから「どのパソコン買おうかなぁ～」と悩んでいたからここ1ヶ月程度相場感はガッツリ抑えているつもり。かつ、「買う直前に調べた相場感覚」で言うと同じスペックはざっくり40万超え。実際に今調べた価格は後述。

 

そもそもPCを構成するパーツって

• グラボ
• CPU
• メモリ(RAM）

この3つが性能の根幹かつ全体の8割を担っているようなイメージで。

ここに

• 電源（最大ワット数）
• SSD（保存容量）
• OSがプロかどうか

当たりが性能の頭打ちポイントを決めて、グリスやらケースやらが細かい調整ポイントとしてある感じ。

もちろん空気の流れがどうとか、グリスの熱伝導効率がどうとか細かい話をすりゃそりゃ性能に多少の影響はあるだろうけど、ここまで上げた要素が95%くらいだと思う。

 

ややこしい話をしてしまったけど、ようするに

• グラボ
• CPU
• メモリ

この3つが同じなら、「だいたい同じパソコン」と考えて良い。

 

んでそのうえで。

さきほどlenovoのPCで

• CPU:Core Ultra 7　265KF
• メモリ:DDR5-64GB
• グラボ:RTX 5070 ti

を買ったと伝えたんだけど、じゃあおなじようなスペックで、他の会社はどうなん？　ってところ。

 

例えば、BTOで一番有名であろうドスパラさんのセールページをチェックするとCPU、グラボ、メモリを同じにしたら577,280円に、クーポン25000円マイナスして552,280円。

↑のやつのメモリを64GBにカスタマイズしたらね。

別に、このメモリ価格はボッタクリではなく、「今基準」の値上げではあるんだけど、そうではなく「それ以前の部分」に　色々ONされてそう。

 

違うのは2TB SSD*2であることと、水冷であること、1000W電源であること、5GB有線LAN対応であることあたり。全体的に高級志向。

それぞれの価格がSSD増設分2.5万、SSD新品分3.5万、水冷1万、1000W1万、5GBLAN1万と仮定しても、9万。それを引いて、462,280。

細かいマザボの違いとか、ちょっとした冷却効率とかはあるとは思うけど、にしてもLenovoのと比較して13万を上乗せするほどの何かは、僕にはわからなかった。（後ほど比較表も貼ります）

 

他に、僕が検索した限りで5070 tiを搭載しているモデルで近しいスペックかつ最も安かったのはパソコン工房さんの謎のコラボモデル。セールにはなっていないけど、セールの他社より安いモデル。（iiyama PC LEVEL-M88M-265F-UK1X-TQQ)

 

これはCPUが265F（オーバークロック非対応モデル）だけど、その分電力消費が少し少ない？　感じのモデルっぽい。

んで、肝心のお値段は、64GBメモリにして401,001円。（送料込み）

ドスパラさんよりは安いものの（というか、ドスパラさんが、現在のセールだと他社比較で全体的に高めではある）、とは言え「Lenovoを除いた5070 ti、265KF、64GBメモリ」の条件だと、だいたい似たりよったりの40万以上という感じ。

AIに「RTX 5070 Ti + Core Ultra 7 265KF + 64GB DDR5」のPCの相場を聞くと「45～60万程度」との回答があり、まぁ40万でも安い寄りだと思います。

 

その相場感の中で、Lenovoさんの「30IAS10」は1TBのSSDで333,212円。

 

 

ドスパラさんは全体的に「良いものを使っている」かわりに「高い」という高級志向。ただ問題は「GPU、CPU、メモリという根本性能を司るパーツがLenovoと変わらない」ので、「結局できることのクオリティはLenovoと大差ない」というところ。マザボがパワフルだったり電源が大容量だったりで「より高いスペックのパーツにガンガン交換していきたい」って人向けかな。

パソコン工房さんは、一応265搭載かつメモリGPU同条件で色々見た限りでは、Lenovoについで安いヤツなので、このあたりが標準かなぁ、という意味で記載。（若干電源が貧弱だったり、CPUもKなしモデルなので、言っちゃなんですがLenovoの安いモデルがある今は買う価値がわからない）

 

僕自身本当にパソコンが欲しいタイミングだったので、「最悪40万でも（今の『来年に入ると買えなくなる』という煽りは大げさにしても）今後さらに値段は上がっていきそうだし最悪の場合買えなくなることを考慮すれば悪くないんだけど、値上がりすぎてなんだかなぁ……」という心境だったところに飛び込んで来た33.3万円。

あまりにも最初安すぎて目を疑ってしまった。なぜかPC購入情報を収集するのに眺めていたサイトやXwitterやらでは取り上げられてないし、なんかのミス？　と疑ってた。んだけど、普通に注文出来てしまった。

 

繰り返すけど、僕はSSDが必要なかったから500GBにカスタマイズして値引きしたけど、通常であれば1TB以上は（少なくともこのレベルの本体を買って昨今のゲームをダウンロードしてプレイするような層は）必須と考えましょう。

 

この本体の値引きは18日まで。

在庫チェックはLenovoトップページから、「30IAS10」で、まずは検索してみてください。

 

一応クリスマスセール自体は25日まであるみたいで、19日以降もある程度安い商品は出てくる雰囲気はありますが、多分紹介したクラスのコスパをもつ商品は出ないんじゃないかな。

もちろん、他のサイトでも今のセール状況を見る限りは、これほど安く販売される望みは薄そう。

「ぼちぼちPCを換えたいなぁ」とお考えのかたは、このタイミング・コスパでぜひ。

 

買う前の思考とか、値上がり傾向が強いというソースとか

今回、ドシンプルにコスパ良いということで推して来ましたが、「僕がこのPCを買った理由」も添えておきます。

これがあることで、より解像度高く「これを買うべきかどうか」を判断できると思うので。

 

それと、なんでこんな焦ってオススメしているかというと、セールがもうすぐ終了というのもさることながら、複数の値上がり傾向を示すニュースがありまして。

「2026年の値上がりと在庫品薄が非常に可能性濃厚だよ（なんならすでに値上がりしてるよ）」と思わされるソースをのちほど貼っておきます。

 

まぁ、ある程度「パソコン買おうかな～」と考えて値段を調べていたくらいの人であれば、ここまでの紹介でコスパバグってるのに気付いたと思います。多分ポチらないと後悔しそうなレベルですのでお早めにどうぞ。

 

以下、それよりも少し前の「ちょっとパソコン調子悪いかも？」「なんかイマドキはAI画像生成とかできるPCが良さげ？」くらいの段階の方への補助的情報です。

 

買う前の思考

とりあえず、今のメインPCが雑魚雑魚（i7 7700k、GTX1070という化石）であり、2024年3月ごろにある程度つよスペックノートPCを買ったのですが、色々不満が出てきて「流石に新しいデスクトップほしいなぁ」と思っていました。今年の6月くらいから思ってたかな。

んでちょこちょこ情報を追いつつダラダラ過ごしていたら、「値上がりしていくぞ～」という雰囲気が色々なところで感じられたので、「じゃあもう買うかぁ～」と調べて購入に至ったのが今回の買い物。

 

んで、何を悩んでいたかというと、主にスペックと価格の折り合い。

パソコンなんか四六時中張り付いているのだから強ければ強いほど良い……というのは前提ですが、同時にあんまり高すぎるものも手が出ない。

 

んでかつ、AI画像生成もやってみたいなぁ、と考えていたので、選択肢は5060ti(16GB)か5070ti、上手くセールが噛み合ったら5080を30万くらいで買えればいいなぁ～、と甘く予想してたけど全然無理（いまだと43万overくらい？）だったので、5070tiを選択。

5060tiも少し考慮したけど、core urtla7とのバランスと、やっぱり画像生成の速度が落ちる（AIに聞くと5060tiで12秒前後、5070tiで9秒前後で20～30%高速化するとのこと。どうせ触るならガッツリ触りたく、1日1時間生成するとして、365時間が273時間に短縮されるのはデカイ）ことがネックで5070tiを選択。

今後数年相場が不安定なことも考えて、「強くて、長く使える」も選択の後押しになっている。

 

ゲームももちろんやるけど、「最新の最強画質を4k120fpsで動かしたい！」みたいなのはない。

どちらかというと、AI画像生成やら、各種OSエミュレーター複数起動という変な使い方がメインで、それにはRyzenCPU（ゲームの映像処理に重きをおいている）よりintel cpu（今回のcoreシリーズ）のほうが適切な雰囲気があって、265シリーズあたりが選択肢。

ゲームの比重が重ければRyzenシリーズのCPUになると思うけど、どうしても価格も二回りくらい上がりそう。ミドルハイクラスだと9700Xとか9800X3Dとかになると思うけど、それだとやっぱり40万オーバークラスになってくるので、今回はコスパと自分の作業における必要性を考慮して265KFを選択。

 

それら想定作業に合わせて64GBのRAMは必須だったので、ほぼ一筆書きでスペックを選択。

今の化石PCの使用状況を見ればわかるけど、「使うなら、とことん使う」という性格もあるので、5年以上使っていくつもりでも「5年後のミドルロー～ミドル」くらいでゲームなど出来るのが好ましいということで、ベストかなぁ。

 

逆に言うなら、「今の大きく動くスペックや価格を上手く乗りこなしていく」とか「2年～3年くらいで物足りなさを感じたら変える」という考えならば、逆に5060ti（ないしtiではない5070）あたりの選択肢でマイナス10万くらいのものを選ぶのもありかも。……ってことは考えていた。

 

多分、「機種を変える面倒」や「常に相場とにらめっこ」の手間を手間と思わないタイプの人なら、そっちのほうが「その時代ごとに適切なものを選べる」確率はあがりそう。

でもまぁ、僕はそうではない、ということで。

 

という諸々を勘案して、（ついでにセールで驚くほど買いやすい値段で出ていたので）今回の選択肢に落ち着きました。

とはいえ安すぎて不安だったので、同型番を触った方のレビューなどもいくつか拝見しましたが、総合するならば同価格帯、同クラススペックのPCと比較して「静音性」と「ゲーム/AI性能」が優れている、という評判もあり、それも後押しにつながった感はあります。

 

一応購入後も様子を見ているけど、本当に毎日ペースで各種サイトにて値上がりが目に付くし、「お、コスパ良さそう」と思えるモデルも見てみると「販売終了（完売）」になっている状態。

実際届いて操作するまでは確定は出来ないけど、現状「かなり良い買い物が出来た」の気持ちです。

 

値上がりソース

色々ニュースを見ましたし、Xwitter上での買い煽りも見かけたわけですが、ある程度客観性のあるニュースをAIに選出してもらいました。

 

以下は、2025年現在、パソコンやPCパーツの値上がり・不足が予想される状況を、メーカー公式告知や信頼できるニュースメディアの記事から選んだ5つのソースです。

1. PC Watch（Impress） – マウスコンピューターが一部販売停止&1月値上げを発表
   https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2071627.html
   国内大手BTOメーカー（マウスコンピューター）が公式に「パーツ不足で販売停止・納期遅延が発生」「1月以降順次価格変更」と告知。需要急増と部品不足が直接的原因で、すぐに買わないと手に入らなくなる可能性を示唆。
2. PC Watch（Impress） – PC大手3社（Dell, Lenovo, HP）が値上げラッシュへ
   https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2069374.html
   世界トップ3のPCメーカー（Dell, Lenovo, HP）がDRAM高騰と供給不足で相次ぎ値上げを予告。業界全体の深刻な状況を客観的に報じており、来年のPC購入が確実に高くなる雰囲気が伝わる。
3. Business Insider – DellがAIチップ需要でPC価格を引き上げ
   https://www.businessinsider.com/dell-price-hikes-memory-demand-ai-chip-race-computer-2025-12
   Dellが12月17日から価格引き上げを実施。DRAM価格が今年すでに50%上昇、さらなる30%上昇予想で、全PCベンダーに影響。専門アナリストのコメントも入り、避けられない値上げ感が強い。
4. CNET – LenovoとDellが次期ノートPCの値上げを警告
   https://www.cnet.com/tech/computing/lenovo-and-dell-warn-your-next-laptop-could-cost-more-really-soon/
   Dellが12月中旬から15-20%値上げ、Lenovoが1月から価格リセット。AI需要によるRAM不足が原因で、「今買うなら早く」と勧める内容。信頼できるテックメディアの報道。
5. CNBC – AIチップ不足がガジェット価格を引き上げる脅威
   https://www.cnbc.com/2025/12/02/nvidia-shift-ai-chip-shortages-threatening-to-hike-gadget-prices.html
   AI需要でメモリ/ストレージが不足、PCやスマホの部材コストが5-10%上昇の見込み。電子機器大手が警告を発しており、2026年にかけて加速する可能性を専門家が指摘。

これらの記事を読むと、部品（特にメモリ）の供給がAI優先で絞られ、メーカー側がコストを吸収しきれなくなっていることがわかります。結果として、近い将来PC本体やパーツが値上がりしたり、在庫がなくなるリスクが高まっているため、必要な人は早めの検討をおすすめします。

 

以上AIのまとめ。

超簡単にまとめると、「AI需要でメモリ不足&高騰、結果PCが値上がりするし手に入りにくくなる」って話です。

それ故、「今買う」のが一番傷が浅いと考えています。

 

最後にあらためてになりますが、相当お得なのでまずはLenovoトップページから、「30IAS10」で検索してチェックしてみてください。

現在進行で値上がっていること、さらに将来より値上がりし続けていくことも考慮して、早めのポチのほうが後悔少なさそうです。

 

一応19日以降、商品が切り替わって、（今回紹介したもの以上のコスパはそうそうなさそうだけど）それでもまだ全体から見てコスパよさそうなのがあれば追記予定。

 

それと、記事中の価格や情報は、2025年12月17日23時頃のものです。値上がりや商品の売り切れなどで状況が変化するかもしれないので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。